生き生きとした子供たちの未来が、私達の目的です。

ランドマークエデュケーション講師 【同じ教育者としての立場から】

ランドマークエデュケーション/シリーズディレクター N・M さん
「この子を伸ばしてみせる!」の初心が、いつの間にか
「伸ばさなければならない」に変わってしまうのは何故なのか?
「初心」が何にとって変わってしまうのでしょうか?
学校であれ、塾であれ、家庭教師であれ、子どもを教育するという仕事に携わっているものであれば、子どもとの最初の出会いで「子どもへの貢献から、この子を伸ばしてみせる!」という思いを、誰しも多かれ少なかれ持つのではないでしょうか?
ところが、半年もして生徒が伸び悩んでいたりすると、その生徒を教え始めたときの「初心」を持ち続けている教師は稀です。
それどころか、その生徒に対しイライラしたり、あきらめたりしている教師も珍しくありません。
また、中には自分はダメだ、力がないなどと深く落ち込んでしまう教師もいます。
なぜ、こんなことがおきるのでしょうか?「初心」が何にとって変わってしまうのでしょうか?
ほとんどの教師が陥るのは、半年間でも指導して、その生徒の学習意欲に変化が見られず、成績も上がらないなどということがおきると、「何かが悪い」としてしまうことです。
生徒に対し、「授業中の態度が悪い」「宿題をやってこないのが悪い」、母親に対し、「家庭学習の管理を怠っている」「母親の躾が悪い」、更に自分に対しては、「指導力がない」「未熟だ」などの考えを持ち始めます。
そして、そのことが、揺るがない真実とするために、様々な証拠集めをするのです。
「初心に」あったのは「この子を伸ばしてみせる!」のはずです。
ここで立ち止まって考えて頂きたいことがあります。
勉強嫌いの子どもが、半年くらいの指導で簡単に勉強が好きになるのでしょうか?
教師がその生徒に最初に会ったときに、既に勉強に興味がなく、宿題はやらない生徒が存在したのではないでしょうか?
そして、その時、生徒に対する「イライラ」はあったでしょうか?
自分に対する「ダメ・悪い」はあったでしょうか?
あったのは「この子を伸ばしてみせる!」のはずです。
思うような結果が起きないときに、自分の存在意義が危険にさらされたと感じるのでは?
ここまで来ると、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、半年後に生じる生徒に対する「イライラ」や自分に対する「ダメ・悪い」は、自分が直接関って指導し、自分が当初イメージしていたような結果が起きていないことから生じているのです。
そして、思うような結果が起きないときに、教師は自分の教師としての存在意義が危険にさらされたと感じるのではないでしょうか。
ですから、気付くと伸びない理由を生徒や親に求めたりしているのです。
これは、「この子を伸ばしてみせる!」という「初心」が、いつの間にか「伸ばさなければならない」や「自分が指導しているのだから伸びるはずだ」に変わってしまったことが原因であるとも言えます。
生徒に対し、最もパワフルで効果的に関れたのはどの時点でしょうか?
ではここで質問があります。
その生徒に対し、最もパワフルで効果的に関れたのはどの時点でしょうか?というのが質問です。
その生徒に対して、何の評価も判断もない最初の時期でしょうか?それとも「この子は、○○だ」というような評価・判断がなされた半年後の時期でしょうか?
「この子を何が何でも伸ばしてみせる!」という決意があった最初の時期でしょうか?
それとも伸びないことにイライラしている半年後の時期でしょうか?
半年間の経験は大きいという方もいらっしゃるかもしれませんが、効果的なのは明らかに最初の時期だといえるでしょう。
なぜなら「その生徒を伸ばすために、できることは何でもやろう!」という考えが、最初の時期にはありますが、半年後にはなりを潜めているからです。
どうやったら「初心に帰る」ことができるのでしょうか?
ではよく「初心に帰る」といいますが、どうやったら「この子を何が何でも伸ばしてみせる!」という「初心」を、時間が経過する中でも持ち続けることができるのでしょうか?

自分自身を客観的に観る力が必要不可欠です。
自分の感情や気持ちと自分のコミットメント(初心)を区別することが重要です。
しかしながら、人は元来、他人が自分を観るように、自分で自分自身を観ることに関して不慣れです。
そこでお勧めするのはコーチングです。
自分では知らない内に、陥っていることを気付かせてくれるのがコーチングです。
タイガーウッズやイチロー選手にもコーチがいるように、教育者の皆さんにもコーチが必要です。

ブレークスルーテクノロジーコースで、提供される様々なコーチングは、教育に携わる者のストレスを劇的に軽減し、仕事にやりがいとイキイキさを与え、時間が経過する中でも「初心」を持ち続けながら指導にあたることを可能にします。
ブレークスルーテクノロジーコースとは