中学・高校生/担当教育者の成果

公立高校/3学年担任/英語教師/Y・A さん(女性・29歳)
担任や教科担任として、生徒と向き合う時に
自分自身がいつもブレてしまうのを感じていました。
ブレークスルーコースを受講して
学校内のあらゆる場面で
生徒との距離が縮まったと感じています。
質問1
教育現場において教育者として持っていた課題はなんですか? 
そしてどんな成果を目指してコースに参加されましたか?
私は、生徒とのコミュニケーションに課題を持っていました。
学校には色んな生徒がいます。学習面、対人関係に悩みを抱えて行き詰まる生徒もいますし、学校生活全般に全く関心が向かない生徒もいます。また、学習意欲に富み、積極的に教員と関わる生徒もいます。私は担任や教科担任として、生徒と向き合う時に自分自身がいつもブレてしまうのを感じていました。
「なんだか嘘くさいことを言ってるんじゃないか」「自分の言っていることは意味のないことかもしれない」と常に正しい答えや解決策を探す自分に矛盾を感じていました。
そして、経験のなさや自信のなさから「私が言っても・・」とか「どうせわからないだろう」と生徒との間に壁を作っていました。
コースには生徒と恐れずに向き合える、生徒の声をきちんと聞いて受け取れる、それができる自分になりたくて参加しました。
質問2
コースからどんな新しい気づきや発見がありましたか?
コースで得たことはすべてが今まで経験したことのない発見の連続でした。
自分の中のこだわりや迷いがどこからくるものなのか明確になりました。
自分が直そうとしていた部分とは全くかけ離れた、想像もしていなかったような所から溢れていたことに気付きました。
コースの中で初めて自分の内面を知り、受け止めたような気がします。
質問3
コースから教育者として、授業に、子供たちとの関係に、
あるいは他の先生や保護者、学校との間にどんな成果を得ていますか?
学校内のあらゆる場面で生徒との距離が縮まったと感じています。
生徒と向きあう時の対応に柔軟さが増し、何より生徒の言うことをしっかりと受け取れるようになりました。授業が生徒と自分のキャッチボールから成り立つようになったことも大きな成果です。
放課後に生徒と話しをすることが増え、今まで聞こえてこなかった生徒の本音が聞こえるようになりました。
同僚とは会話をする機会が増えました。今までは自分の弱さや未熟な面を見せるのに抵抗があり、あまり深い関わりをもたないようにしていました。今では同僚との会話の中から学ばせてもらったり、力づけられたりすることがたくさんあります。
また、自分の言葉で同僚に貢献できることもあります。受け入れ、受け入れられる中で一緒に1つの目標に向かって仕事をする仲間だという意識が芽生えました。
今では日々周りの先生方に感謝しながら仕事をしています。
質問4
コースに参加をして、教育者として一番よかったことはなんですか?
自分の在り方を見直すことができたことです。
自分の新しい可能性を創作することで今まで不自由さを感じていた部分にものすごい違いを作ることができました。
どんな生徒も愛すべき生徒です。生徒の創り出す可能性は無限です。そのことに本当に深く気付かされました。そこから私は生徒と関わっています。
これから先どんな壁に当たってもパワフルに生徒に向き合っていく自分がここにいます。
それがコースから得た成果です。