私がコースで発見したのは、「子供のためではなく、
自分の満足のために教育をしている」という事でした！

コース前、教育者として教育現場においてもっていた課題は何ですか？
または、どのような成果を目指してコースに参加しましたか？
そして、コースで何を発見し、どんな新しい行動を取ることができるようになりましたか？
どんな新しい成果を得ていますか？

私は、教員になってから2年目の秋にブレークスルーテクノロジーコースを受けました。
私はまだまだ新人でしたが、子ども達と仲良く楽しく過ごせているし、先輩の先生方からも褒められることが多く、保護者ともうまくいっており、教師として自信も持っていましたし満足もしていました。
コースを受けるにあたって、欲しかった成果は、「言うことを聞かない子が言うことを聞いてくれるといいな・・・」ということや、「仕事にかける時間を少なくできればいいな・・・」といったことでした。
コースの中で、「私は子どものためではなく、自分の満足のための教育をしている！」ということを発見しました。
私は、子どもについての理想像を明確に持っていて、その理想像から離れている子どものことを認めることが出来ないんだ・・・ということに気づきました。
また自分は、子どもに対して言いたいことを言っているのに、子どもの話を真剣に聞いていない・・・ということも発見しました。
コースを受けた次の日から、もう私には違いがありました。
子どもの話を聞こうとすることが出来ました。
子どもは、「私の知らないことを言っているのかもしれない」と思えたのです。
そして、私の理想とは違う行動をとる子に対して、「それもアリかな・・・」と思えたのです。
それからは子ども達がだんだんと違っていきました。
私の話を素直に聞いてくれる様になり、全体的に明るいクラスになっていきました。
私自身も、毎日とても明るく過ごせる様になりました。

コース後、あなた自身の子どもたちへの会話の質や接し方が変わりましたか？
何がどのようになりましたか？

子どもの話に、私の解釈をほとんど入れることなくっ聞くことが出来るようになりました。
そして、子どもの話を聞くことに時間を割くようになりました。
今までは、耳で聞いていても、頭ではどうでもいいことにして聞いていた話も、受け取ることが出来るようになりました。

コース後、子どもたちに何か違いや新しい行動が生まれましたか？
何がどのようになりましたか？

クラスの子達が明るくなり、私によく話しかけてくるようになりました。
今まで話さなかった悩みや不安なども話してくれるようになりました。
また、私に対していつもケンカ腰だった子が、私の話を聞いてくれるようになりました。

コース後、他の先生達や保護者たちとの関係に何か違いが創れましたか？
何がどのようになりましたか？

先輩の先生達からのアドバイスが私の考えと違うと、受け入れることが出来なかったのですが、『価値あるアドバイス』として聞けるようになりました。
保護者との関係では、何か相談や困ってることなどの話をされた時に、『教師としてあるべき姿』を考えてしまい、その場しのぎの対応をしてしまうことが多かったのですが、今は相手の話から、『自分が何をすることが出来るのか』を一番に考えることができ、問題などの解決が非常に早くなりました。

一言で、教育者として一番良かったことは何ですか？

ストレスがなくなった。
子ども達が自己表現するようになった。
嫌いだなと思う子がいなくなった。
私も子どもも明るくなった。
怒ることが減った。
毎日楽しいと心から思えるようになった。

教育現場において、今後のあなたのビジョンは何ですか？

学校の子ども達全員が、明るく楽しく、自信を持って生活できる手助けをしていきたいです。
勉強をただやる子としてではなく、人生を豊かに楽しくしていく手段として取り組んでいける様に勉強の楽しさを教えていきたいです。